特別講義編

働き方改革×AI

社会イノベーション学部 政策イノベーション学科(特別編)

内田 真人 教授

社会イノベーション特殊演習から~2020バージョン~

演習では学生がグループで「日本の未来のあるべき姿」をデザインすることで企業の企画業務を体験し、社会が求める「イノベーティブな人材」に近づきます。今年のテーマは「働き方改革×AI」。人や場所、慣習など固定されて自由が利かない現状に対して、AIを使った新たな働き方のアイデアを練りました。

働き方改革は日本の未来のカギ!

2019年、法案として施行された働き方改革は、働く人が個々の事情に応じた多様で柔軟な働き方を自分で選択できるようにする改革です。AIの活用事例としてはすでにコールセンター問合せ、AIチャットボット、製造ラインでの不良品検知、医師の自動カルテ作成などがあります。技術だけでなく、働く人の意識や制度の改革も大切なポイントになります。

若者が新しい働き方をデザイン、
社会人がコーチする

各グループは、問題設定に当たり、誰の問題でどう働き難いのかについて社会人と議論し、どのような働きかたがよいかという理想形とのギャップを、AIを活用して解決する提案をしました。今年の具体的なターゲットは、育児家庭、教師の勉強指導、企業の健康管理や転職防止策でした。

今年の最優秀賞は・・・

プレゼン最終報告会ではプレゼンテーション及び学生同士や審査員との質疑応答が行われ、その後、最優秀チームとして、社内メッセージアプリ;タスキが選ばれました。 Lineworkからの大きな進化、介護・病気等にも応用が利く点が評価されました。今年は初のオンライン遠隔でのグループワークと厳しい条件でしたが、学生同士がしっかり連絡をとって仕上げました。

高校生へのメッセージ

企業とのコラボ
社会イノベーション学部では理論だけでなく社会人との直接の交流を重視しています。ITCグルーバル企業、ベンチャー企業、在日大使館の外交官(英語)等の協力を得て、学生は多くの刺激を受け、学問の面白さを見出しています。

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