PROFILE

大学祭実行委員会

文芸学部 文化史学科 3年 戸邉 隼人さん
神奈川・平塚学園高等学校 出身

DATA

【部員】216名
【男女比】3:7
【活動内容】毎週金曜日の全体会議、大学祭直前は毎日。
※記事内容は2018年取材時のものです。

⼯夫をこらし、⾃分たちでつくり上げる
成城の大学祭。

(この記事は⼤学祭直前のインタビューをまとめています)

⼤学祭実⾏委員会は総勢200名以上、4つの局に分かれて活動します。中庭に立つメインステージを始めとした各種イベントを運営管理する「企画局」、パンフレット作成やホームページ、SNS更新等を⾏う「情報宣伝局」、事務的全般を担当する「事務局」、決算や会計、イルミネーションを担当する「会計局」の4つです。入部時に各局に振り分け、実行委員長、4局長を中心として11月の大学祭に向けて企画・準備します。

今年のテーマは『Harmony』。このテーマに沿った企画・イベントを、どう形にするかを各局で考えていきます。成城の⼤学祭はキャンパスそのものが大きくないため規模こそ⼩さいものの、メインステージの設営をはじめ、ほとんどが学生の⼿作り。小さいところにも⾊々な⼯夫があります。例えば、会計局が作るイルミネーション。⾃分たちで考えて何回も試作、当⽇はフォトスポットになるおススメコンテンツです!

丸一年かけて準備する。
終わったときの達成感は忘れられない。

全体としての準備は、夏休みからの約3か月間。ですが、実行委員長の私と各4局の責任者は前年の12⽉から。各局のリーダーは1⽉から⼤学祭の準備を始めています。実質的な準備は丸1年。それだけの準備をして臨むと、達成感は本当にすごい。大学祭当日の早朝、部員全員で円陣を組んでスタートするんですけど、そのときの一体感は⼀番の思い出です。また、どの部署の、どの仕事でも必ず何かしらのカタチになって残ります。当日配布パンフレット、当日の様子を撮影した映像など、⾃分の頑張ったことがカタチとして残るのは本当に嬉しいですし、達成感につながります。

今年の大きなトピックは、講演会に今までになく有名な俳優さんをお招きしたこと。昨年までは従来のチケット代を踏まえた予算規模で、出ていただける方を探していました。今年は思い切ってチケット代を⾼くしてでも、知名度の⾼い⽅をお招きすることにしたんです。結果、歴代最⾼の売⾏きでほぼ即完!当⽇の混雑が怖いです(笑)。

委員⻑としての責任を意識した時、
⾃分の成⻑を実感できた。

私が“学祭”に⼊ろうと思った理由は、当時好きだったアーティストを学祭に呼びたかったからです。2年次にステージのディレクターを担当することになり、実際にオファー直前までいったのですが、残念ながら予算の都合で呼べず…。今となってはいい思い出です(笑)。

200名以上の団体の委員⻑は、思っていたよりも大変なことばかりでした。自分一人で出来る範囲は当然限られる。メンバーと協力して動くことが本当に大切だなと気が付きました。この一年、特に伸びたと感じるのは、人への頼み方ですかね。相⼿がいかに気持ちよく引き受けてくれるか、いかに「がんばろう」と思ってもらえるように⾔えるか。委員長になってから、そこをすごく考えるようになって。⾃分が求めるものが返ってこなかったとしてもまずは「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えるのが⼤事だってことを、当たり前だけど、今までできていなかったなと思っています。

受験生へのメッセージ

⼤学祭実⾏委員会は他の部活動や委員会と違い、特別な能⼒は必要ありません。最初はみんな同じスタートラインに⽴てます。さらに、良い意味で団体としてのカラーがありません。ひとつの団体のなかにさまざまな個性があり、今まで打ち込むことが何もなかったという⼈にでも、その⼈にあった役割が⾒つかります。

今まで部活動などを経験していなかったとしても、4局のどこかで⾃分の活躍できる場所が必ずあります。実際に、今の4局⻑のうち1⼈は⾼校の時、部活をやっていなかったみたいだし。

どんな⼈でもがんばれる、どんな⼈でも活躍できるし輝ける。すごく楽しい団体です。ぜひ⼀緒に⼤学祭を盛り上げましょう!

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