法律学科を選んだのは、高校の日本史の授業がきっかけです。社会の成り立ちや制度の背景に関心を持ち、特に戦争や差別、災害などの困難を社会がどう乗り越え、制度化してきたかに興味を持ちました。そして、現代社会の多様な問題を解決するには、法的な視点が不可欠だと考えるようになり、法律を学びたいと思うように。成城大学のオープンキャンパスに参加した際、法学部の学生スタッフが「少人数制なので先生との距離が近く、どんなことでも相談しやすい」と教えてくれたことが、進学の決め手になりました。理論と実践の両面から学べる環境も魅力でした。
「基礎法学入門」の授業で、カナダのケベック問題について学んだことが印象に残っています。移民を多く受け入れているドイツやフランスでの労働や差別の問題、日本における外国人受け入れに関する現状など、多角的に学ぶうちに、多文化共生社会の実現へ想いが膨らんでいきました。現在は、法哲学の視点から「外国人の受け入れに関する日本社会の課題」を考えるゼミナールに所属し、正解のない問いに向き合っています。全員で課題を考えて活発に議論する雰囲気があり、ときには映画を題材にするなど、多様な手法で社会背景への理解を深めることができます。
オープンキャンパススタッフの言葉が進路決定に大きな影響を及ぼした私自身の経験から、今度は自分が受験生をサポートする存在になりたいと思い、厚生部に入部してスタッフとしてオープンキャンパスの運営に携わっています。厚生部では、キャンパスツアーの案内、学内イベントの運営補助、成城生に向けたアルバイトやアパートの紹介など、多岐にわたる活動を行っていて、状況に応じた対応力が培われます。予期せぬトラブルや変更などがあっても、周囲の状況を読み、臨機応変に動くことが大切。様々な立場の人と関わる中で、状況を把握する力や判断力が磨かれました。
部活動を通じて他学部の友達も多くでき、異なる専門分野や考え方に触れたことで、視野が大きく広がりました。また、先輩や大学職員の方々と交流する機会も多く、先輩からは就職活動に関する具体的なアドバイスを、職員の方からは社会人としての心構えや働くことについて学べ、自分自身の成長につながっています。これまでの経験の中で、人や組織が抱える課題に向き合い、自分なりに働きかけることにやりがいを感じてきました。将来は、社会や人の課題解決に貢献できる仕事に携わりたいです。大学の学びを通じて身についた、自分の考えを論理的に伝える力や対応力、判断力を活かし、常に新しいことに挑戦していきたいです。
※記事内容・写真は2025年取材時のものです。