国文学科・英文学科・芸術学科・文化史学科・マスコミュニケーション学科・ヨーロッパ文化学科の6学科で構成される成城大学文芸学部。
遠征版ミニオープンキャンパス「文芸キャラバン」では、ミニ講義や学生とのトークセッション等を通して文芸の特徴やその魅力をお伝えします!
代表2学科によるミニ講義を行います。
©大森文暁(f-me)
民俗学という学問分野があります。現在の日常生活や文化がどのような経緯や変遷によって成り立っているかを考える、歴史学的な分野です。日本では柳田國男が、海外では、例えばドイツのグリム兄弟などが、民俗学の形成に大きく貢献しました。
実は、成城大学はこの民俗学で有名な大学です。柳田國男が文化史学科の創設に関わり、また、柳田から寄贈された蔵書をもとに民俗学研究所を設置したことから、日本でも有数の民俗学の研究・教育機関として知られています。
今回のミニ講義では、民俗学の様々な研究対象のなかでも「妖怪」に注目してみます。妖怪は『ゲゲゲの鬼太郎』や『妖怪ウォッチ』などを通して、恐ろしくも魅力的なコンテンツとして人気を博しています。これを研究対象とすることは、一見するとふまじめなことのようです。しかし、妖怪は民俗学においては疑いなく重要な研究対象であるといえます。では、ここからどのようなことを考えることができるでしょうか。
本講義では文化史学科、そして民俗学という分野の基本的説明をしたうえで、妖怪研究の基礎的部分についてレクチャーいたします。
ローカルニュースというとどんなイメージを持ちますか。東京のメディアが発するニュースより一ランク低いものという受け止めが一般的だと思います。しかし、一概にそうとは言えないこともあります。
東日本大震災のあった秋、宮城県の石巻日日新聞という地域メディアが、地元の幼稚園の運動会の記事を載せました。写真付きの小さな記事ですが、子供たちが一生懸命に頑張ることを紹介した記事です。普段だったら、何気ない記事として大きな話題にならなかったかもしれません。でも、翌日、新聞社には、「載せてくれてありがとう」という励ましの電話が何本もありました。
がれきで町が埋め尽くされ、復興への灯りが見えないなか、子供たちが頑張る姿は、地域の人々の涙を誘うとともに、あすへの希望ともなったのです。
「ジャーナリズムは常に客観的に報じるべきだ」と信じる人が少なくありません。しかし、地域の視点に立ち、地域の一員として、自分たちのことを報じることは、ジャーナリズムの重要な役割なのです。
新潟出身の成城現役学生が、入学までの経緯や大学生活についてお話しします。
全6学科についての説明のほか、入試相談コーナーや教員と直接相談ができるブースをご用意します。
12:30 | 受付開始 |
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13:00 ~ 13:20 | 入試説明(入学センター職員) |
13:25 ~ 14:10 | 文化史学科 学科説明&ミニ講義 |
14:15 ~ 15:00 | マスコミュニケーション学科 学科説明&ミニ講義 |
15:10 ~ 15:55 | 学生によるトークセッション |
12:30 | 受付開始 |
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13:00 ~ 17:00 | 全6学科の各ブースにおける学科説明・個別相談、入試個別相談 |
〒157-8511 東京都世田谷区成城 6-1-20
[平日]9:00~16:00 /[土曜]9:00~12:00
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