将来的には地元の新潟に貢献したいという想いがあり、地域を多角的に捉える学びができる大学を探しました。その中で、成城大学の政策イノベーション学科は、経済・社会・環境などの幅広い視点から地域課題に向き合う力を育めると感じ、進学を決めました。また、少人数制の教育も大きな魅力でした。一学年の人数が少なく、3年次からのゼミナールも最大15人程度。様々な先生方と密なコミュニケーションを取れる環境であれば、より深い学びが得られると考えました。
これまで履修した授業の中で、特に学びを深められたのが「地域政策論」です。人口減少や高齢化、観光振興、産業活性化などの地域課題について、具体的な事例を通して学び、地域ごとに課題や取り組み方が異なることを知りました。少子高齢化が進む山形県長井市の事例は、特に印象に残っています。若い世代の方々が「地域おこし協力隊」として長井市に移住し、地域の活性化に取り組んだり、市がDX(デジタルトランスフォーメーション)の大会を主催してまちのデジタル化を進めたりしていると聞き、課題を捉える視野が大きく広がりました。また、課外活動ではヨット部の副将として、チームの運営や後輩の指導に積極的に携わる中で、責任感やリーダーシップを養うこともできました。これらは社会に出てからも活かせる力だと感じています。
「人口減少」をテーマに地域政策を考える山本ゼミに所属しています。活発なゼミ生が多く、それぞれが主体的に学びに向き合っているこのゼミの特徴は、現場に出て地域の方々と深く関わりながら学べるところです。毎年9月には山形県長井市で合宿を行うなど、地域の課題や魅力に直接触れる機会もあります。日々の講義では、それぞれが調査・研究したことをプレゼンするだけでなく、地方自治体の職員の方に来ていただいてお話を伺うことも。リアルな情報を得て、刺激を受けながら学べることに充実感を感じています。
地元に貢献したいという想いは今も変わらず、地元の魅力を活かしたまちづくりや地域活性化に携わりたいと考えています。そのために大学で地域政策に関する知識を深めつつ、地元で行われる祭りなどのイベントにも積極的に参加し、現地の方々とのつながりを大切にしています。2年次にはNPO活動に参加してミクロネシア連邦のヤップ島を訪ね、電気・ガス・水道に頼らない生活を体験。インフラの重要性も改めて知りました。地元では空き家問題も重要な課題の一つとなっており、宅地建物取引士の資格取得も目指しています。空き家をリノベーションして、別荘や宿泊施設といった形で活用していきたいと考えています。
※記事内容・写真は2025年取材時のものです。