尊敬する先生方との出会いが、
人生の道しるべに。

文芸学部 国文学科 4年

埼玉・川越東高等学校 出身

古典文学の研究と
教員の道を志す。

私にとっての恩師は、中学校の剣道部顧問です。中学から剣道をはじめた私に一から指導してくださり、強い相手と戦うための稽古をつけてくれました。今振り返っても、そのときの稽古ほど人生の中できつかったものはないといえるほどですが、恩師のように生徒のために動ける教員になりたい、という目標が芽生えました。成城大学の国文学科を選んだのは、好きな古典文学が学べ、教員免許の取得に必要な教職課程が履修できることに加え、学科での学びを通じて将来の選択肢が広がりそうだと感じたから。今は、中古国文学のゼミナールに所属し、『伊勢物語』を深く研究しています。

古典文学を徹底的に調べ、
読み解くゼミナール。

国文学科では発表したり、論文を書いたりする授業が多く、入学前に比べ表現する力が格段に伸びたと思います。特に役立っているのは、1年次に受けた「WRD(ワード)」というプログラム。研究調査の方法、レポートの構成など具体的に学び、書く・読む・議論する力を鍛えました。ゼミでは、ほかの学生の発表の中から先生が新たなテーマを見つけ、それについて調べることも。古典文学に書かれた一語一語を徹底的に調べながら読み進める中で、1000年以上も前に書かれた『伊勢物語』から、恋愛や友情といった今とあまり変わらない人間関係があったことを知り、とても興味深く感じています。また、授業や課題を通じて先生の深い知識に触れるたびに、知的好奇心が刺激されます。

学園祭実行委員の活動で、
充実した大学生活に。

1年次から3年次まで、大学祭実行委員として活動しました。なにか大学生らしいことをしたいと思っていたので、学生が一から大学祭の準備や運営を行う大学祭実行委員会はぴったりでした。私は情報宣伝局という部署に所属し、大学祭の広告や看板のデザイン、制作を担当。とにかく所属スタッフの数が多く、学部学科や学年を超えて友達ができ、活動終了後も交流が続いています。また、私と同じように教職課程を履修していた同じ学科の先輩は、迷ったときに相談するといつも的確な助言をしてくれ、心強い存在でした。

人間力を磨き、魅力ある教員になりたい。

剣道部にも所属し、大学祭実行委員の活動が忙しくてなかなか稽古に参加できなかったものの、3年次には四段を取得。ときには、中学時代の恩師が顧問を務める中学校や、地元の中学校に出向いて指導することもありました。剣道に打ち込んできた経験と、大学で広がった交友関係から得た多様な価値観が、私の人間としての成長を支えてくれていると思います。卒業後は、「この先生に出会えてよかった」と思われるような国語の教員になるのが目標です。勉強も大事だけれど、それがすべてではない、ということを自分の経験を通じて伝え、生徒と同じ立場で悩み、考えられる教員が理想です。

※記事内容・写真は2025年取材時のものです。