中学生の頃からヨーロッパに憧れがあり、特にドイツ語やフランス語に興味を持っていました。大学では複数の言語を学びたいと考えていたため、1年次からドイツ語またはフランス語を必修で学び、さらにもう1言語も履修できるヨーロッパ文化学科に魅力を感じました。また、オープンキャンパスで実感した先生との距離の近さや、少人数ならではの学びやすいアットホームな環境にもひかれ、進学を決めました。
入学当初は言語を学ぶことを楽しみにしていましたが、たまたま履修した授業「現代フランス哲学入門」が非常に面白く、それをきっかけに哲学への関心が大きく広がりました。「時間」や「人間の存在」といった普遍的なテーマに対して、哲学者ごとに異なる考え方があり、その多様な視点に触れるたびに知的好奇心を刺激されます。「自分はどの考えに共感するだろうか」と考える時間も楽しく、授業で紹介された参考文献を自ら読み進めるようになりました。現在は、「ドイツ語圏の思想と文化ゼミナール」に所属し、「フェティシズム(物神崇拝)」をテーマに、人が「物」に価値を感じる理由について探究しています。
先生方はとても親身で、授業や研究について相談するといつも丁寧に向き合ってくださいます。所属するゼミでは個別面談の機会も多く、夏休み期間中にも研究の方向性について相談に乗っていただきました。学生は、学ぶ時と遊ぶ時のメリハリがあり、知的な人が多い印象です。ゼミ内では研究テーマがそれぞれ異なるものの、お互いの領域に興味を持ち、共通点を見つけながら意見を交わすことができる、和やかな雰囲気があります。
ヨーロッパ文化学科で学ぶ中で、異なる言語や文化、思想の間にも意外なつながりがあることを実感しました。例えば、1、2年次に学んだドイツ語とフランス語にも共通する部分があり、一見関係のない事柄にもつながりがあることに気づきました。こうした学びを通して、物事を多角的に捉える視点が身についたと感じています。将来はメーカーへの就職を考えていますが、専門分野にとらわれず幅広い物事に関心を持ち、多様な価値観や考え方を受け入れながら、仕事のアイデアや企画に活かしていきたいです。
中学生の頃、国語の教科書で作者を知ったことをきっかけに読みました。夢中になって何度も読み返した初めての本で、ドイツを舞台にした物語の世界に強くひかれました。この作品との出会いが、ヨーロッパやドイツの文化に目を向けるきっかけとなり、現在の大学での学びへとつながっています。

国語が得意だったので、一般選抜の全学部統一選抜(S方式)なら英語に集中して勉強すれば大丈夫だと考えました。自分の得意科目や学習スタイルを踏まえて、戦略的に入試を選ぶことが大切だと思います。
※記事内容・写真は2026年取材時のものです。