実は高校1年生まで英語が苦手でした。転機は、私に合った教え方をしてくれる英語の先生に出会ったことです。その先生に勧められて英検準2級(実用技能英語検定)に挑戦したところ、初回で合格!この成功体験が自信になり、一気に英語の勉強が面白くなりました。それからは、大学進学を視野に英語の勉強に注力。特に英検は、試験に向けて勉強すれば結果がついてくるので、モチベーションにつながりました。受験する大学によっては、英検の級やスコアを活用できるので一石二鳥です。英語の上達にともなって言語学への興味が高まり、大学でより深く学んでみたいと考えるように。成城大学なら、少人数教育なので自分の能力に合った学び方ができると思い、進学を決めました。
大学に入ってからフランス語を学びはじめました。1年次の「仏語(初級)」の授業は特に印象に残っています。フランス語で会話や発表をする機会が多く、事前にしっかり準備して授業に臨んでいました。周りの学生もほとんどが初学者だったので、失敗を恐れず、積極的に挑戦できたのがよかったと思います。授業外でも先生方に質問して学びを深め、留学せずともフランス語にどっぷり浸かる時間を過ごせました。おかげで、フランス語の運用能力が飛躍的に上がり、2年次後期にはフランス語検定準2級合格という成果につながりました。
現在、言語と文化ゼミナールに所属し、フランス語が公用語であるカナダのケベック州を対象に、研究を進めています。ケベック州の言語・文化政策は「間文化主義」と呼ばれ、多文化のカナダの中で、フランス語が社会の核になっています。これは、ケベック独自のモデルであり、多文化社会の流れに相反するのではないかと考えていました。ところが、ゼミでこの考えを発表したところ、先生から「文化を存続させるためという側面も考えてみては」と新たな視点を提示されました。このように、ゼミ活動では個人が興味のあることを追究し、ゼミ生や先生と議論することで、次々と新しい発見があり、思考が広がります。とても刺激が多く、充実した活動です。
授業やゼミで発表する機会が多いので、人前に立つことへの抵抗感がなくなりました。そのため、学内の活動だけでなく、アルバイトをしている集団塾で授業を展開する際の自信にもつながっています。将来は、周りの人に支持され、多くの人を先導する人材になりたいです。また、仕事を通じて社会の役に立ちたいので、大学で磨いた語学力も活かしながら、顧客の声に耳を傾け、役立つ提案やサービスを行いたいと考えています。
※記事内容・写真は2025年取材時のものです。