高校時代、日本史の先生の授業がきっかけで歴史が好きになりました。教科書の内容だけでなく、大河ドラマなども交えながら人物像や時代背景を学び、歴史の奥深さにひかれていきました。文化史学科を選んだのは、日本史学に加えて民俗学や文化人類学も学べるからです。自分の関心にあわせて学問分野を横断し、文献だけでなく、人々の暮らしや文化にも目を向けながら、多角的に歴史を探究できる点に魅力を感じました。
2年次の「文化史実習Ⅲ」で取り組んだ民族誌(エスノグラフィー)の作成です。民族誌は、調査対象者の行動や習慣、生活を観察し、その文化や背景にある価値観を深く理解する手法のことです。「コロナ禍の生活上の困難と工夫」というテーマだったので、長年師事しているフルートの先生へインタビューを行いました。大変な苦労があったのではと想像していたのですが、レッスンの形を工夫しながら柔軟かつ前向きに活動されていたことが分かりました。現場でしか得られない生のデータから、想像を超える事実に出会える面白さを実感しました。
学科には責任感があり、計画的に物事を進められる学生が多く、日々よい刺激を受けています。先生方も魅力的で、特に文化人類学の先生方は海外での調査経験が豊富です。少人数制のため先生との距離が近く、一人ひとりを丁寧に指導してくださいます。所属するゼミナールは和やかで落ち着いた雰囲気があり、安心して研究に取り組める環境です。
文化史学科での学びを通して、粘り強く問題に向き合う力と、先入観にとらわれず現場の声を聴く姿勢が身につきました。文献や地図を比較して考察を重ねた経験や、インタビュー調査を通して自分の想像とは異なる事実に出会った経験は、物事を多面的に見つめる大切さを教えてくれました。将来は、多様な立場の人々の声を丁寧にくみ取りながら、地域の課題解決に貢献できる公務員を目指したいです。
たまたま自宅にあったので手に取ってみました。本当の自分を見せるのが怖い、他者に見破られたくないという作家自身の弱さは、自分にも通ずるものがあり印象に残っています。その弱さを吐露し、作品に昇華させた太宰治のすごみを感じました。

絶対に合格したかったので、学部別選抜(A方式)と全学部統一選抜(S方式)を併願しました。対策としては、過去問を繰り返し解いて出題構成を身体に染み込ませることを意識。苦手な英語は「取れる問題を確実に仕留める」と割り切り、得意の国語では漢字問題を完璧にクリアするため、試験直前の休み時間もずっと参考書を見ていました。最後まで諦めずに粘ることが合格への近道です!
※記事内容・写真は2026年取材時のものです。