社会に出た際に必要なPCスキルを修得できる機会をさらに増やしたいと考え、学科の授業に加えてデータサイエンス科目を履修しました。もともとPCに触れることは好きで、ゲームや3Dモデルの制作にも興味があったのですが、独学で学ぶのは難しそうだと感じていたので、専門の授業を受けたいという気持ちもありました。授業では実際にプログラミング言語の「Python」を使ったり、3Dモデルを作成したりと、実践的に様々な経験を積むことができ、楽しさとやりがいを感じています。
「データアナリティクス基礎」や「データサイエンス特殊講義Ⅱ」の授業を通じてデータ分析や機械学習の基礎を理解し、これからの社会に欠かせないAIの活用方法や、VRやARに関する知見を深めることができ、非常に貴重な学びの場となりました。また、データサイエンス科目を履修したことで、国文学科での授業や研究にも良い影響を与えてくれました。俳句や短歌を扱う授業で、AIが書いたものにはない、人が生み出す言葉の深みを再確認したからです。それ以来、学生同士で議論する際には、できるだけ全員と意見を交わすことを意識するようになりました。
所属している近代国文学ゼミナールの取り組みやゼミ生の研究を多くの人に知ってほしいという想いがあり、大学祭への出店を提案し、責任者を務めました。朗読劇と文学作品をイメージしたドリンクの販売を行い、ゼミ生と積極的にコミュニケーションを取りながら進行したところ、当日来てくださった方々からお褒めの言葉をいただくことができました。朗読にもドリンクの企画にも必要だったイメージを形にする力は、3Dモデルの作成などで培われたものだと感じています。
将来の目標は、デジタルやITを活用しながら、社会にポジティブな変化をもたらすことです。国文学科だけでなく、様々な学科の授業も履修してきたことで、多様な文化や視点に触れることができました。また、データサイエンス科目の授業をきっかけにウェブデザイン技能士の資格を取得するなど、ITスキルも身につけてきたので、その両面を活かし、社会問題の解決に取り組みたいです。デジタルの力を使いながら、日本の伝統文化など、日本人の温かさが感じられるものを未来につないでいくのが理想です。
※記事内容・写真は2025年取材時のものです。