日本語や文化を学びながら
生活を体感し馴染んでいく時間。

交換留学⽣

ドイツ・フリードリヒ・アレクサンダー大学 エアランゲン=ニュルンベルクから留学

憧れの街を訪ねるチャンスが来て
すぐに決意した日本留学。

中学生の頃、東京の街を紹介する動画を見たことがきっかけで日本に興味を持ち、日本の映画や浮世絵などをよく見るようになりました。高校卒業後、日本に行きたい気持ちがありましたが、コロナ禍で叶わなかったため、日本語を学ぼうとドイツの大学で日本学を専攻しました。入学後2年が経ち、ようやく留学できる状況になったので、日本に行こうと決意しました。日本の大学を調べてみると、成城大学はキャンパスがとても美しく、快適な環境で日本語を学べそうだと感じたので、選択しました。

国際センターのスタッフや
大学の友達が支えてくれる日本での生活。

今回の留学で初めて日本を訪れたので、最初は緊張していましたが、成城大学の国際センターの方々が親身にサポートしてくださり、とても助かりました。バディの成城生も本当に親切にしてくれて、友達になることができました。ピクニックや築地市場へ連れて行ってくれたり、ドライブに誘ってくれたりして、一人ではできない体験をすることができました。今になって、心配することは何もなかったなと感じています。

自然と馴染むことができた文化。
自分の感性と合っている街。

日本に来て、改めて日本の社会や文化が好きだと実感しています。留学期間は1年だけですが、文化をすぐに受け入れることができ、私の性格に合っていると感じています。とても住みやすくて、食べ物も大好きです。ラーメンや寿司はドイツでも食べられますが、日本で食べると全然違っていました。日本の生魚のほうが新鮮でおいしいです。既にドイツでの生活を忘れている感覚があるくらい、日本に馴染んでいるように感じています。留学期間を終えて日本の友達と離れると思うと、寂しい気持ちになります。

今よりもっと語学力を高めて
日本に戻ってくるのが夢

成城大学に来てからは、日本語の勉強に力を入れてきました。授業はもちろん、友達と話したり、部活に参加したりすることで、語学力が上がっていると感じます。ドイツではメディア学も専攻していたので、つながりがありそうな映画研究部に入り、日本映画をたくさん見ています。初めて来た国なのに、すごく元気に楽しく暮らせている自分に気づき、いつか日本で働きたいと思うようになりました。ドイツに戻ってからも日本語の勉強に励み、メディア学と関係のある仕事をするために、日本に戻ってくるのが私の夢です。

※記事内容・写真は2023年取材時のものです。