3週間の語学研修で体感したのは
その国の文化や人々の温かさ。

経済学部 経済学科 3年

福島県立会津高等学校 出身

大学で出合ったフランス語を
現地でもっと学びたいと決意。

2023年2月から3月にかけて約3週間、短期語学研修でフランスに行きました。1年次から第二外国語でフランス語を選択し、授業を通して語学を学ぶ楽しさに気づき、実際にフランスで学びたいという想いが芽生えました。その時点では、2年間フランス語を学んだだけだったため、決して優れた語学力とはいえず不安もありましたが、留学経験のある先生が「私も留学して視野が広がったから、行ったほうがいいよ」と背中を押してくださり、行ってみようと決断できました。

日々の生活や何気ない会話が
言語力や適応力を育ててくれた。

実際にフランスに行ったことで、言葉の聞き取りや単語の習得が進みました。大学での授業に限らず、ホームステイ先の家族との会話や日々の買い物などでもフランス語を使い、日常的に触れることで、理解が進むのだと実感しました。ホームステイ先のお母さんに成長をほめられて、うれしかったです。また、フランスの文化にも触れ、異文化理解の意識や適応力が身につきました。フランスでは使わない電気はすぐに消し、シャワーも15分以内が一般的です。最初は大変だと思いましたが、生活するうちに慣れて適応できました。人の温かさも感じたので、またフランスを訪れたいです。

帰国後も学び続けているフランス語。
がんばれるのは友達や先生がいるから。

フランスから帰国した後も、フランス語の授業には力を入れています。授業の予習・復習を欠かさず、小テストの点数が良くなかった時は「もっとがんばらないと」と、気合が入ります。勉強のモチベーションを保てているのは、一緒に励んでいる友達やフランス語の楽しさを教えてくれる先生がいるからです。小テストの前には、友達と「どこまで進んだ?」と連絡を取り合いながらお互いの気持ちを高め合い、授業でわからないところがある時には先生に聞きに行っています。不安な時に背中を押してくれる方々のおかげで、今の自分があると思っています。

人とのつながりを大切にしながら
社会に貢献できる環境で働きたい。

将来の目標は、人との関わりやつながりを大切にできる環境で働くことです。インカレのサークルでボランティア活動をしていることもあり、就職先でも社会貢献につながるような事業に携わりたいと考えています。これまでの生活の中で、人とつながり、一緒に活動することが多かったので、仕事においても、チームでプロジェクトを進めるような働き方がしたいです。その中で誰かの背中を押したり、私が背中を押してもらったり、支え合っていけたらと思っています。

※記事内容・写真は2023年取材時のものです。