⾼校時代、あまり明確な夢を持っていなかった私は⼤学で⾃分の興味ある分野を⾒つけようと思っていました。政策イノベーション学科では社会学や政策学だけでなく、組織学やマーケティングなどさまざまな分野を広く学ぶことができ、私にぴったりだと感じました。また英語の必修科⽬が多く、TOEICの点数による条件付きの授業があるなど英語学習にも⼒を⼊れており、「⼤学に⼊ったら海外留学に挑戦したい!」と思っていたため、本学科への進学を決めました。
特に印象に残っている授業は、2年次の「社会イノベーション特殊演習」です。グループディスカッションとプレゼンテーションが中⼼の演習で、IT企業の⽅やベンチャービジネスを起業した⽅と⼀緒に「AIを使った新しいサービス」を考案。サービスの⽬的、課題、対象などさまざまな視点を考慮しながら、アイデアの創出からプレゼン⽤資料の作成まで、実際のビジネスの流れを体験的に学ぶことができました。また、この授業を通じてアイデアを考えることや企画をまとめることの難しさと同時に、学年を越えた仲間とともにそのアイデアを⼀つの形に作り上げていく楽しさを実感することができました。そして何よりも実際に社会⼈の⽅と話をしながら考えるというとても貴重な経験ができたと思います。
⾃分に⾃信が持てず、勉強に限らず多くのことにあまり真剣に取り組むことができなかった時期でした。
部活動、国際交流イベント、アメリカへの短期語学研修など、新しいことに挑戦する楽しさを実感しました。
⾼校時代からの⽬標だった海外留学へ⾏くことが決定。語学学習や多様な価値観に触れて成⻑につなげたい!
⼤学受験期は勉強をしても⾃分に⾃信が持てず、先の⾒えないつらい時期でしたが、それを乗り越えた先には、とても充実した⼤学⽣活が待っていました。特に1年次の短期語学研修は思い出に残っており、多様な⽂化や価値観に触れることができ、毎⽇新しい驚きと発⾒の連続でした。その後、コロナ禍となり⼤学の授業はリモートになってしまいましたが、3年次の夏に再びアメリカへの留学が決定。今度は約10か⽉の⻑期留学となり、今からワクワクで胸がいっぱいです。
⼤学で培った語学⼒や海外留学での経験を活かして、将来は海外とつながりのある仕事に就きたいと思っています。具体的な業種はまだ決めていませんが、今まで政策イノベーション学科の授業で学んだ研究開発戦略の考え⽅やアイデアの創出⽅法、そしてこれからアメリカでの留学中に学ぶ新たな⽂化や価値観への気づきを軸に、⽇本社会に還元できる仕事に携わりたいと考えています。留学はその⽬標への⼀歩として、⼒を⼊れて取り組みたいです。
※記事内容・写真は2021年取材時のものです。