さまざまな環境で英語力を深め、
日本と海外をつなぐ夢の実現へ。

文芸学部 英文学科 4年

東京・宝仙学園高等学校 出身

中学生時代にホームステイを経験し、
もっと英語力を高めたいと思うように。

中学2年生の時に学校のプログラムでニュージーランドへホームステイをしました。その時、ホストファミリーや現地の方々ともっとコミュニケーションを取りたいのに、うまく英語が話せなかった経験から「もっと英語の力を伸ばしたい!」と思うようになりました。大学での4年間は英語をとことん学びたいと考え、少人数で英文学や英語文化、英語学など幅広く深く学ぶことのできる英文学科への進学を決めました。

シェイクスピア作品の魅力に触れ、
卒論の研究テーマとして設定。

大学1年次に受けた「英語文化基礎ゼミナール」は、今の私につながる大きなターニングポイントでした。この年の夏に成城大学でイギリスの劇団による『ロミオとジュリエット』のミュージカル公演があり、その事前学習として基礎ゼミで同作品について学びました。はじめは「400年以上も前の作品に興味を持てるだろうか」と思っていましたが、読み始めるとぐいぐい引き込まれ、原作の他に映画作品も鑑賞。映画は1968年の原作に忠実なものと、1996年の現代版を鑑賞し、舞踏会が現代的な仮装パーティーに、武器が剣から銃に変更されている点が興味深かったです。この物語には、時代を超えて現代の人にも共感できるメッセージが込められているからこそ、今日まで幾度となくリメイクされ受け継がれてきたのだと思いました。この授業をきっかけにシェイクスピアについてもっと深く研究したいと思うようになり、卒業論文も『ロミオとジュリエット』をテーマにする予定です。

カナダ・アルバータ大学へ留学

中学生の頃から目標にしていた長期留学が、ついに実現!たくさんのはじめての経験を通して、人生で一番成長できた時間でした。

コロナ禍の影響で途中帰国

急に帰国することが決まり残念でしたが、自粛期間を少しでも自分の成長にと思い、留学経験を活かして英検準1級に挑戦・取得しました。

東京オリンピックにスタッフとして参加

開催が決まってからずっと関わりたいと思っていた東京オリンピックに、英語力を活かしてスタッフとして関わることができました。

「単語だけでも話すことが大切」と、
英会話への意識が変わった留学。

留学当初は完璧な英語を話そうとするあまり、相槌を打つだけで会話にうまく参加できないことも多々ありました。しかし、学生の中には自分と同じ英語を母国語としない人も多く、誰もが流暢に話しているわけではないことに気づきました。それからは「間違えても良いので話すことが大切!」と意識が変わり、積極的にコミュニケーションを取ることで交流の輪をぐんと広げられました。プライベートでは、オリンピック放送機構の所属スタッフとして、伊豆の競輪会場で世界中の放送局の人たちをサポートするという貴重な経験をすることができました。海外の方々とたくさんのコミュニケーションをとるにあたり、これまで培ってきた英語力を活かすとても良い機会になりました。

思い立ったが吉日!
常に挑戦し続ける人でありたい。

将来は海外と関わりを持てる貿易関係の仕事や、海外進出や海外に製造拠点を持つメーカーへの就職を考えています。また、職種に関係なく、常に挑戦できる人間でありたいです。そのため、やりたいと思ったらすぐ行動に移すことを心掛けています。私は「英語力を高めたい」と考えていたので、大学に入学してすぐ成城大学の国際センターへ通い、留学に必要な準備を始め、留学の夢を叶えられました。行動することでより良い道が拓けると思っています。これからも何事にも挑戦し続けていきたいです。

※記事内容・写真は2021年〜2022年取材時のものです。