「芸術」という正解のないものを
論理的に捉えることで見えるものがある。

文芸学部 芸術学科 2年

埼玉県立芸術総合高等学校 出身

「芸術とは何か」その答えを
さまざまな学びを通して追究する。

芸術学科への進学を決めたのは、「芸術とは何か」という問いを、幅広い分野から追究できるからです。私は幼稚園の頃からダンス、小学3年生から演劇を始め、高校では舞台芸術科に通っていました。表現する立場から芸術に関わる中、さまざまな場面で「社会は芸術をどのように捉えているのか」という疑問を耳にする機会が増え、客観的に追究することに興味が湧きました。成城大学のパンフレットを見ると、演劇以外の芸術も学べることがわかったので、多角的な視点で学びを深めたいと思い志望しました。

芸術を見て「美しい」と感じる感性を
論理的に解明したことで得た発見。

特に印象に残っている授業は「美学一般講義」です。芸術や美的感性に関する授業で、人間の感性や感情のメカニズムを学びながら、芸術を見る視点や美しさを感じる理由などを論理的に紐解いていきます。例えば、日本人は欠陥があるものに美しさを感じる特性がある、ということなど。この授業を受けて、人の感情というものが論理化できることに驚きました。また、芸術を見る側の論理を学んだことで、表現する側としてどのように見せたらいいのかという気づきにもつながり、改めて興味深い世界だと感じています。

「経験したことのない世界」に飛び込むと
新しいやりがいが見つかる。

大学では、今までにない経験を多く積むことができています。例えば、所属している演劇部では、作品に出演するだけでなく、演出として舞台の制作に携わりました。初めての経験だったので前途多難ではあったのですが、徐々に作品の形が見えてくると、出演者が成長していく姿を見る楽しさに気づき、やりがいを感じました。日々の生活の中でも、他学部の先輩が私の知らない知識や考え方を教えてくれたり、先生たちがかつての仕事や海外生活などのエピソードを聞かせてくれたりするので、そのたびに「こういう世界もあるのか」と、驚きや感動でいっぱいになります。

自分の言葉で表現する仕事をしたい。
その夢を叶えるため、今は学びを深める時期。

芸術を客観的に学んできたことで、私は表現することを生きがいに感じているのだとわかりました。将来は、アナウンサーや婚礼司会、テーマパークの出演者など、表に立って表現する仕事に就きたいと考えています。自分の言葉で表現する仕事には、責任が伴います。また、一緒に仕事をする相手によって、表現の方法を変えたほうがいい場面も出てきます。そのような仕事に自信を持って取り組めるよう、在学中は積極的にさまざまな授業を履修し、語彙や言葉の表現をどんどん吸収していきたいです。

※記事内容・写真は2023年取材時のものです。