差別、偏見、誹謗中傷や炎上、
ネット社会の負の感情との向き合い方を研究。

文芸学部 マスコミュニケーション学科 3年

埼玉県立熊谷高等学校 出身

オープンキャンパスがきっかけで
マスコミュニケーション学科に興味を持つ。

私が成城大学のマスコミュニケーション学科に興味を持ったきっかけは、高校生の時に成城大学のオープンキャンパスで受けた同学科の模擬授業でした。先生が「現在では見られなくなったサイトを見る方法がある」というお話をしてくださいました。その時は具体的な方法についてまで言及されなかったのですが、新鮮な驚きがあり、印象に残りました。このことが成城大学のマスコミュニケーション学科へ進学するきっかけとなりました。

先生の助言で
やりたいこと、研究テーマが明確に。

私の所属する演習(ゼミナール)では「ステレオタイプ・差別・偏見」という大きなテーマを扱っています。年齢や外見といったさまざまな視点からこのテーマについて関連する論文や本を集め、みんなで読んでいます。また、テーマに関するもの以外にも、学生が興味のあるアニメやサブカルチャーなどに関する論文も読みながら、多角的な視点を育んでいます。先生は常に学生から意見を引き出してくださるため、はじめは研究テーマがぼんやりとしていた私も「誹謗中傷からの立ち直り方」という明確なテーマを設定することができました。論文の書き方も丁寧に教えてくださるので、自分の伝えたいことを文章にまとめる力もつけることができます。

英語e-Learningで間違いを連発

オンラインの英語学習ではじめて「苦手」を意識するようになり、ストレスを溜め込んでしまいました。

厳しい授業を経て自信がついた

毎回難易度の高い小テストがあり、期末レポートの評価も厳しい授業がありましたが、すべてのテストとレポートを乗り越え単位を取得できた時は安心するとともに自信がつきました。

失敗を糧に成長することを学んだ

ピアサポーターのお手伝いをする中で2度ほど仲間に迷惑をかけてしまいましたが、反省し、しっかり対策を取ることで許してもらえ、人としても成長できました。

苦手を克服、困難や失敗を
乗り越えて成長を実感。

これまでを振り返ると、苦手や困難、失敗にぶつかり、乗り越えてきた大学生活だったと感じます。英語に苦手意識を持つようになってしまったり、テストやレポートの厳しい授業に挫折しそうになったり、ピアサポーターの活動では仲間に迷惑をかけてしまったり。しかし、いま思うと私は「ミスをしてはいけない」「完璧でなきゃダメ」と考えすぎていたのかもしれません。ミスや失敗をすることで自分の弱いところが見え、はじめて対策できるようになり、そうして次からもっとうまくできるようになります。その事に気づいた時、自分自身の成長を感じることができました。

自分のアイデアを形にして、
人々を楽しませたい。

私は何かを空想するのが好きで、自分の考えた物語をたくさんの人に楽しんでもらいたいと思っています。いつか自分で書いた小説をSNSで発表したり、さらに本として出版できたらいいですね。そのときは大学で研究したネット社会との向き合い方や広告の知識がきっと役に立つと思います。創作活動は趣味として続けていきたいですが、卒業後はIT業界で自分のアイデアを形にしていくことを目指しています。

※記事内容・写真は2022年取材時のものです。