成城⼤学の経済学科を選んだ理由は、基礎をしっかり固めてから⾃らが学びたいことを深められると思ったからです。1年次には少⼈数の演習クラスがあり、ただ講義を受けるだけでなく演習を⾏い、わからないことがあればすぐに質問できる環境があるので安⼼感がありました。また、2年次からゼミナールが始まるのも決め⼿の⼀つ。興味関⼼のある分野についての学びを、3年間かけてじっくりと深めることができるのがとても魅⼒的でした。
1年次に受けた「データ解析入門」という授業がとても興味深かったです。はじめは慣れないパソコンを使い、知らない単語ばかりで不安になりましたが、「あるデータを基に推定した結果から、客観的な確証を得られる」ということを学びとても魅力を感じました。この授業があったからこそ、ゼミの学習に興味を持って取り組めています。例えば、サッカー選手の年俸は何に基づいて決まるのか?フォワード、ミッドフィルダー、ディフェンダー、ゴールキーパーなど、ポジションによっても基準は異なりますが、個人のこれまでの単純な成績だけではなく、その他にもさまざまなデータから各選手の年俸が決められています。データは一見すると単なる数字ですが、その読み解き方を知ることで、世の中の見え方ががらりと変わることを学びました。
努⼒して⼊った⾼校で、周りのレベルの⾼さに圧倒されましたが、そこで投げ出さなかったことが、⼤学合格につながりました。
「フレッシャーズ・セミナー」という授業でプレゼン⼒がどれほど⼤切か、早い時期に⾝を持って学ぶことができました。
⼤学祭実⾏委員会に所属しており、⼤学祭を翌⽉に控えた10⽉には活動が多くなり勉強との両⽴に苦労しました。
⾼校⼊学時は学校のレベルについて⾏けず⼤変でしたが、そんな環境のおかげで毎⽇きちんと復習する学習習慣を⾝につけられました。⼤学1年次前期の授業「フレッシャーズ・セミナー」では、⾼校まではなかったプレゼンテーションについて学びました。相⼿に伝えるためのプレゼンテーション資料の作り⽅や発表の仕⽅など、ここで学んだことは、その後の⼤学⽣活でも常に意識するようにしています。⼀⽅で、必修科⽬の多かった1年次は、⼤学祭実⾏委員会の活動繁忙期に勉強との両⽴に苦労しました。
将来は、現在ゼミで学んでいる計量経済学の知識が活かせるマーケティングなどの職種に就きたいと思っています。これから⼤学での学びを深めていくことやインターンを経験することで、⽬標とするものも変わっていくかもしれませんが、⼤学での学びを活かして、企業と社会に貢献できるような仕事がしたいと考えています。
※記事内容・写真は2021年取材時のものです。