データサイエンス科目と出合い、
将来の目標が定まった。

社会イノベーション学部 政策イノベーション学科 4年

東京・穎明館高等学校 出身

データサイエンス科目を受講し、
コロナ禍でも積極的に行動。

高校時代からプログラミングやゲーム開発、AIなどに興味がありました。データサイエンス科目でそれらの分野について学べると知り、成城大学に進学しました。大学2年生になるとコロナ禍によって授業がオンライン化しましたが、ステイホームで生まれた時間を活用して「データサイエンス概論」「データサイエンス基礎」「データアナリティクス基礎」「機械学習基礎」といったデータサイエンス科目を受講することにしました。

実習形式の授業を通して、
学んだ知識を使えるスキルに。

授業では実際に手を動かす実習形式のものが印象に残っています。エクセルでの統計計算や、ロボット・プログラミング、プログラミング言語Pythonなどを学び、実践することで、世の中のデータやプログラムを、どのように活用すればいいのか理解を深めることができました。大学2年次には、データサイエンス科目の先生に誘われ、ソフトバンクロボティクス株式会社主催の「Pepperプログラミングコンテスト」に参加しました。Pepperを使ってさまざまな社会問題を解決するというテーマで、私はもう一人の参加者とチームを組んで、コンビニレジ袋の消費削減をPepperを活用して促すというプログラムを開発しました。自分たちのアイデアを実現するプログラムを構築し、実装する楽しさを知ることができました。

具体的な目標が持てなかった

水泳部に所属していたがサボりがちに。勉強だけはやっていたものの、進路調査の際にも将来の目標が定められませんでした。

はじめて自作ゲームを制作

ボールを飛ばすだけの簡単な3Dゲームですが、一から作り、AppStoreに公開するところまでできたことで自分に自信がもてるようになりました。

「Pepperプログラミングコンテスト」に参加

これまで一人でプログラミングを行うことが多かったのですが、チームでコンテストに参加し、仲間と協力して物事を進める難しさや楽しさを実感できました。

コロナ禍でコンテストに参加。
苦労を乗り越え、大きな達成感を得る。

「Pepperプログラミングコンテスト」に参加するにあたり二人でチームを組み、私が具体的なプログラムを書き、もう一人がプレゼン資料などをまとめるという役割分担をしました。この時、ちょうどコロナ禍でリアルに会うことが難しくなり、リモートでやり取りすることに苦労したのを覚えています。プログラム上ではうまくいくはずが、実際にPepperに実装して動かしてみると思うように動かないこともありました。仲間や先生と一緒に調整して、何とかプログラム通り動かせるようになった時には、大きな達成感を感じました。

成城大学での4年間の学びを活かし、
社会に出ても新しいことに挑戦したい。

自分が作ったアプリやサービス、ゲームなどのコンテンツをたくさんの人に楽しんでもらい、多くの人の生活を豊かにしたいと考えています。卒業後はメディア系の企業への内定をいただいており、4年間で学んだことを活かして、積極的に手を上げてアイデアを発信したり、新しいサービスを立ち上げたりしたいと思っています。そのためにも、「いま社会からどのようなサービスやコンテンツが求められているのか」を、実際に働きながら学んでいきたいと考えています。

●AldebaranのNAOを活用し、成城大学は独自に講義を実施しています。  ● 「NAO」はAldebaranの商標です。
※記事内容・写真は2022年取材時のものです。