データサイエンスと興味をかけ合わせると
さらなる発見や好奇心に発展していく。

経済学部 経済学科 3年

東京・成城学園高等学校 出身

パソコンへの興味から入った
データサイエンス科目。

データサイエンス科目を履修したきっかけは、コロナ禍でのオンデマンド授業です。1年次はほとんどがオンデマンド授業で、パソコンを使う機会が増えました。高校生まではパソコンを触ったことがあまりなかったので、ZoomやExcelを使うのが新鮮で、パソコンに興味を持ち、1年次の後期からデータサイエンス科目を履修するようになりました。プログラミングも気になっていたので、授業ではプログラミング言語のPythonを使うと知り、さらに意欲が湧きました。

データ領域と健康分野の接点が
導いてくれた出会い。

私は高校でラグビーをしていた時に食事管理やトレーニングを行っていて、健康に関心がありました。たまたま読んだ記事で、データサイエンス科目を担当している森由美先生がデータサイエンスを用いた健康教育について研究されていることを知り、自分が興味を持っていることに近いと感じました。3年次から先生の授業を履修しはじめて、さらにデータサイエンスを学びたいという意欲が強くなりました。

授業で得た知識と部活を組み合わせ
自分ならではの研究を開始。

データサイエンスの授業で骨格推定測定を行う姿勢推定AIエンジンを知り、所属しているダンス部の活動に応用できないかと思い立って、すぐに森先生に連絡を取りました。ダンス部の活動場所には鏡がなく、自分の姿を見ながら練習できないという課題があったので、踊った姿を撮影して姿勢推定AIエンジンで分析することで、正しく踊れているか判断できるのではないかと考えたのです。分析を取り入れたことで練習の精度が上がり、ステージ前方で踊らせてもらう機会が増えました。今後は、ダンス上級者と初心者の心拍数の違いや1か月練習した後の変化なども分析したいと思っています。

これまで得てきた知識や経験を活かし
健康分野で社会に貢献したい。

将来的には、ヘルス(健康)に携わることで社会に貢献していきたいと考えています。データサイエンスの知識を活かしてITエンジニアになるか、スポーツの経験を活かしてトレーナーになるか、まだ具体的には決めていませんが、これまで得てきた学びを還元できる仕事に就きたいです。海外で働くことにも興味があるので、海外インターンシップにも参加する予定です。国内とマレーシアでのインターンシップを経験することで、また新たな選択肢が増えるのではないかとワクワクしています。

※記事内容・写真は2023年取材時のものです。