私自身が拡声器になり、
小さな声をたくさんの人に届けたい。

株式会社ADKマーケティング・ソリューションズ 勤務

社会イノベーション学部 政策イノベーション学科 2022年3月卒業

まだまだわからないことばかり、
でも充実した毎日。

私は広告会社に勤めており、現在は誰もが知っている食品メーカーのさまざまなプロモーション施策に携わっています。テレビCMからデジタル広告、SNS運用まで、多岐にわたる施策があり、まだ学ばなければいけないことだらけの多忙な日々ですが、とても充実しています。私の目標は「小さい声の拡声器になること」です。広告の仕事を通じて、観光客が激減した温泉街を盛り上げたり、売れ行きがよくない缶コーヒーを大ヒットさせたり、誰かの思いがこもったものを別の誰かに伝える一助ができるような人になりたいと思っています。

コロナ禍を契機に
デジタル化社会のあり方に注目。

大学3年次の春に新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言を経験し、オンライン授業など急速に進展した社会のデジタル化を目の当たりにしました。ゼミナールでは「デジタル化する社会と高度なUI・UXの生活者ニーズの関連性」というテーマで研究を行いました。現在の仕事でもさまざまな媒体でUI・UXが適切か、商材の魅力は発信できているかといった考え方のプロセスに大学時代の研究が役立っています。

キャリアセンターは、
学生と社会をつなぐ架け橋。

成城大学のキャリアセンターが実施している「就業力育成・認定プログラム」で印象的だったのは、ワーク・ライフ・バランスについての授業でした。性格的に、社会人になったら仕事一筋の生活になると思っていた私にとって、「仕事の充実には、プライベートの充実が大切」「依存先を分散させることが大事」という学びはとても新鮮でした。入社したばかりで忙しい毎日ですが、だからこそ休日はしっかり遊び、しっかり休むことを心がけ、仕事とプライベートどちらの時間も大切に過ごすようにしています。また、在学中はキャリア教育で学んだことを学生目線で発信するキャリアサポーターにも所属していました。役割分担を決めたり、新しいイベントを企画したりと組織の活性化に力を入れました。ここで養った課題を見つける力は今の仕事にも役立っています。キャリアセンターは私と社会をつなぐ架け橋のような、とても頼りになる場所でした。

※記事内容・写真は2022年取材時のものです。