上村智彦さん

PROFILE

映画研究部

経済学部 経済学科 2年 上村智彦さん
熊本県立熊本高等学校 出身

DATA

  • 【部員】42名
  • 【男女比】1:1
  • 【活動内容】毎週金曜日の部会、不定期で新作の撮影や編集、年2~3回の上映会
  • ※記事内容は2018年取材時のものです。

監督、脚本、役者、撮影…。
映画の関わり方は、人それぞれ。

映画研究部は現在42名。毎週金曜日に定例の部会を、その他には年に2~3回上映会があり、それに向けて新作を制作しています。「制作したい」と名乗りを上げた監督のところに部員が集まり、休みの日や放課後を利用して撮影しています。
部員たちは入部のきっかけも違えばやりたいことも人それぞれ。全員が監督志望というわけではなく、役者をやりたい人や脚本を手がけたい人、特に決まってなくて何かしらの形で映画の制作に関わりたくて入った人もいます。私は小さい頃から映像を作ることが好きでした。今思えば小学生の頃、家族旅行でカメラを回しては編集して家族を喜ばせていたことが原点かなと思います。それからは、学校の友達と集まって映画を作ったり、中学のときに所属していた生徒会で活動の様子を撮影して集会で流したりしていたことを思い出します。
───大学に入ったら、映画を作ってみたい。高校の頃から映画研究部に入ると決めていました。

MVのようにテンポのある編集。
今では私の得意分野。

入部したての1年生のとき、定期上映会“TAKE 1”のオープニング映像を担当しました。各班の撮影現場を巡ってメイキング映像を撮影、BGMに合わせてリズミカルに編集しました。これがとても好評で、私の中での得意分野になりました。当日の上映会で作品を観てもらった学外の方から「君はドラマをじっくり撮るよりミュージックビデオのようなテンポ良いものの方が合ってるね」という感想をもらい、とても嬉しかったです。
今は自分の幅を広げるため、時間をかけてじっくり撮影するタイプの作品に挑戦しています。常に心がけているのは印象的な映像美。『桐島、部活やめるってよ』の吉田大八監督や『るろうに剣心』の大友啓史監督などの作品を参考にして、主役を引き立たせるために望遠レンズを使い背景をぼかして撮影することが多いです。

映画づくりは時間が自由に使える、
今だからできる経験。

現在は、2か月後に控えた上映会に向けて撮影を進めています。私の担当は脚本と監督。ボードゲームサークルが舞台で、くすぶっていた男子が一念発起して部員たちを相手に勝ち上がっていく、例えるなら『ロッキー』みたいなお話です。脚本を書くのは難しく、苦戦しています。どうやら苦手なようです(笑)。でも、最近観たアメリカの映画監督、ジム・ジャームッシュの映画を観て、肩の力が抜けました。限られた時間や予算で制作されたものなのに、どの作品も、独特の緊張感に満ちていて魅力的です。学生映画のように低予算でも工夫次第ではいいものが作れることを知り、励みになりました。映画は、試行錯誤しながら自分の思い描いた理想に近づいていくものだと思います。時間が自由に使える今しかできないことだと思うので、全力で楽しんでいます。

受験生へのメッセージ

人それぞれの関わり方で取り組めるのが映画研究部の良いところ。撮影日や計画を伝えると部員がそれぞれできる範囲で協力してくれます。当日は来られなくてもスケジュール表を作ってくれたり、衣装の打ち合わせをしてくれたり。興味があればどんな撮影にも自由に関わることができます。映画研究部は、“映画に詳しくないと入れない”、とハードルが高そうなイメージがあるかもしれませんが、そんなことは全くありません。映画に詳しくなくても大歓迎です。たくさん観るよりも、一本の映画を観て日常の見え方が変わったとか行動が変わったとか、そういう経験を持っていることが大切だと思っています。

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